CYBER SHIN-ARARAGI

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【17046】笹もちさんの改稿1に
2025/7/19(土)00:00 - 大窪和子 () 削除

2、一匹のアリが朝日の道を行くひとりの旅人と呼んでおこうか
   小さなアリに向けるやさしい気持ちが感じられる、面白い歌になりましたね。。

3、憂うつな気をはらうための枝であるぷちぷちと蜘蛛の巣からめとって
   「枝である」なんて切らないほうがいい。「木の枝で・・」と後に繋げ結句は逆に
   「ぶちぶちと蜘蛛の巣をからめとる」と終止形にする。落ち着いた歌になりますよ。 

4、わずかなる希望を捨てずに親指を宙に浮かせばホタルがとまる
   ホタルに会いたいという希望ね。初句は「沢べりに」など水のほとりであることを
   言った方がよくありませんか? その方が情景が浮ぶと思います。

5、一生のじかんはきっと長いだろうホタルのすじは沢にのびてく
   ホタルは儚いものの代名詞ですからね。いくらホタルのきもちになったってその一生を
   長いというのは無理があるでしょう。この歌、共感するのはむずかしい。

【17045】大窪先生へ
2025/7/18(金)21:58 - 笹もち () 削除

ありがとうございます!

アリを旅人と「呼んでおこうか」は、字余りになるのにすっきりと
した印象で、とても好きでした。

5、は
ホタルの一生は短いといわれるけれど、ホタル自身からしたら
懸命に充実した濃いじかんなはずだと思ったことが きっかけです。

1、は 実はビニール傘ではなく、土などが入っていた農業用のビニール袋だったのです。
音もなく舞いあがる様子が少し奇妙で、すぐに拾うこともせず、じっと見ていました。

【17044】笹もちさんの初稿に
2025/7/18(金)00:35 - 大窪和子 () 削除

笹もちさん、こんばんは! 最終稿まであと3日、大丈夫ですよ。

1、ビニールが無音のままにあおられて見ている間に雲は流れる
   初句はビニール傘のことですか? 雨も少し降っている風の強い日、雲の流れも速い。
   そんな気象条件の一瞬をうまく捉えて面白い歌になっています。初句、ビニーリ傘がと
   しましょうか。

2、一匹のアリが朝日の道を這うひとりの旅人と呼んでおく
   元気そうなアリなんでしょう? 旅人に例えるくらいなのだから。だったら「這う」よりも
   「ゆく」のほうがいいのでは? 結句は「・・呼んでおこうか}一案です。

3、悶々とする気にあらがい蜘蛛の巣を枝で取りおり指揮者のように
   庭に蜘蛛の巣が張り巡らされてうっとうしいのね。切り取った枝を使ってそれを取り払う。
   下の句「枝に払えり指揮するように」など? 指揮者は少し大げさすぎませんか?

4、わずかなる希望を捨てずに親指を宙に浮かせばホタルは来おり
   蛍がいそうな沢のほとりですね。居ないのかなあ、と諦めかけたとき、ふと立てた親指に
   ホタルが止まった! 結句「来おり」はもっと普通に「ホタルがとまる」では。よかった!
   ほのぼのとした楽しい歌です。

5、おだやかな光の速さ見ておりしホタルと共に沢の水吸う
   穏やかなやさしい光だけれど、蛍の動きははやいのですね。それをしばらく見ていたけれど
   その動きにつられて一緒に沢の水をのんだ・・ これも蛍がまるでお友達みたいな
   愉快な歌。
   それぞれの歌に笹もちさんらしい感覚が感じられます。もう少し細かいところに
   気をつければ、さらによくなりますよ。

【17043】鈴木さんの改稿1に
2025/7/15(火)23:24 - 大窪和子 () 削除

1.慈悲深きお顔の十一面観音様にまた会ひたくて湖北に向へり
    これでいいと思います。上の句、仏様を崇める丁寧な表現、味があります。湖北としたのも
    いいです。    

4.筑波山は二峰頂く神体山関東平野のランドマークなり
    ランドマーク、うまい。景が大きくなりました。いいでしょう。

5.万葉集に東の筑波山の歌ありて西の富士山の歌より多し
    そうですか、富士山より多いとは知りませんでした。いい山ですものね。
    このように具体的な事柄をもってくると印象的な歌になります。これもOKです。


【17042】はなさんの改稿2に
2025/7/14(月)23:20 - 大窪和子 () 削除

施設に入る姉との別れ悲しめる友を励ます絵手紙出しぬ
  これでいいでしょう。作者の温かい気持ちが伝わります。

【17041】はなさんの改稿1に
2025/7/13(日)16:21 - 大窪和子 () 削除

@フェルメールの絵画訪ねてオランダへ旅立つ喜寿の友を見送る
これでいいと思います。77歳の友を気遣いながら頑張れと見送る作者の気持が伝わります。

A施設に入る姉との別れ悲しみぬ友を励ます絵手紙出しぬ
  「悲しみぬ」では「悲しんだ」と完了形になってここで歌が切れる。ここを「悲しめる」として
  下の句に繋げれば、悲しんでいる友を励ます絵手紙、と一首の流れがよくなります。

B夫亡くし毎朝コーヒー飲みに行く友の寂しさ 峰の白雲
  結句、うまいことやりましたね。空白は必要ないでしょう。友の寂しさを思いながら嶺の
  白雲を見上げる作者、様々な思いがここに込められていて味わいのあるいい歌になりました。

C立葵好きな三人で「この子は」とスマホ見せ合い花自慢する
  この歌は軽いが面白みのある歌。アイデアが愉しい。


【17040】鈴木英一さんの初稿に鈴木
2025/7/13(日)15:26 - 大窪和子 () 削除

鈴木さん、こんにちは! お久しぶり。

1・十一面観音様を訪ねたり慈悲深きお顔にまた会ひたくて
   よくわかりますが、この歌、上の句と下の句を入れ替えてはどうかと思います。
   「慈悲深き」から初めて・・下の句で「・・滋賀に訪ひたり」などすると
   どのあたりか分かりますね。琵琶湖の周りのお寺には十一面観音像が多いと
   聞いたことがあります。少し言葉を整えなければなりませんが、やってみて下さい。

2・渡岸寺の観音様はフェノロサの賞賛による初の国宝
   渡岸寺、向源寺ね。そうですか、フェノロサに。アーノルド・フェノロサは日本美術の
   衰退を救った人といわれています。岡倉天心の師でもある。内容のあるいい歌だと
   思います。

3・合戦に焼けし堂宇から村人は埋めて守りし観音様拝む
   こういうことは結構あって、地域に伝えられているようですね。連作として、味わいがあり
   とてもいいと思います。

4・筑波嶺は形よく寄り添ふ双峰なり特別な山と信奉厚し
   筑波山は関東地方を一望に出来る大変有名な山。私も登りました。下の句の「特別な山」と
   いうのが少し観念的なので、なにか他の表現はないでしょうか。

5.万葉集に筑波山の歌幾首もあり東国の伝ふる文化示すや
   東歌(あずまうた)に幾つもありますね。この歌も下の句が漠然としているので、何か
   くっきりした表現はないでしょうか。東国の山は富士だけじゃないぞとかね・・?
   何か考えてみてください。

【17039】改稿2について
2025/7/13(日)08:21 - ふで () <8892keof@jcom.zaq.ne.jp> 削除

大窪先生
どうもありがとうございました。
初稿の「わらぶきの家」ですともともと非現実的なのですが、それを「かやぶきの家」とすると、今も住んでいるかのように読める。そしてさらに第二稿で、古民家とすると、「生きたし」が合わなくなりますね。民家園の古民家に実際に住むわけがなく、昔の文人の生活を想像しただけなのですから。ご指摘のとおり「住みたし」といたします。

【17038】はなさんの初稿に
2025/7/11(金)23:54 - 大窪和子 () 削除

はなさん、こんばんは、しばらく!

@フェルメールの絵画訪ねてオランダへ喜寿の友人心身若し
  フェルメール、いいなと思いオランダへ行くのは貴女かと思ったらお友達なのね。ちょっと
  興覚めです。「心身若し」なんて言わなくても「喜寿」で解る。「・・オランダへ旅立つ
  喜寿の友を見送る」こうすると見送る作者の気持ちがなんとなく少し伝わる。歌は自分との
  関わりを詠むことが大事です。

A施設に入る姉の支度に精を出す痛む足腰宥めつつ友は
B夫の死後毎朝コーヒ飲みに行き「自分を生きる」と隣人は今日も
  この2首も何となく、他人事になってしまっている。世間にはいろんな人がいますから、それを
  写すだけでは深みのある歌になりません。短歌はどこかに作者の気持、思いを載せることが
  求められます。

C立葵好きな三人「この子は」とスマホの写真見せ合い花自慢
  貴女も三人の一人なのでしょう。でしたら「・・好きな三人(みたり)で」として、写真は省く。
  下の句「スマホ見せ合い花自慢する」一案です。ちょっと面白い歌に・・

Dラベンダーの花刈りおれば熊蜂は羽音も高く吾を威嚇す
  作者と熊蜂の動きが鮮明に描かれていて情景が目に浮かびます。刈られたら蜜が吸えなくなるから
  熊蜂も必死なのでしょう。刺されたら大変、きを着けて! 歌としてはとてもいいです。

【17037】つくしさんの改稿1 続き
2025/7/11(金)22:22 - 大窪和子 () 削除

1 アメリカは夢と希望の国だったキング牧師の I have a dream
  これでOKです。ほんと、私の家族も何人もアメリカに留学しました。今は・・?

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