@魂の透き通るような冬日和縁側の祖母に梅咲き初めて A過りゆく夜汽車の灯り温かく父の背に見き病癒えし日 B「大丈夫?」吾の電話にだいじょうぶと答えて逝きし卒寿の君よ
2.白梅の清楚な香りに歩み止むプロムナードの小さき梅林 4.コロナ禍に始めしZOOMクラス会続けてゆかんと全員一致 5.シニアだけのテニス仲間と約束す八十五まで続けることを
A過りゆく夜汽車の灯り温かく父の背に見し病癒えし日
1.寒暖の激しき故か咲きかけのクリスマスローズ下向きしまま 2.白梅の清楚な香りに歩み止むプロムナードの小さき梅林 3.早朝の庭一面の銀世界も昼には消えぬ春の淡雪
1)断捨離に部屋片付きて住みやすく机の中もみごと整頓 3)三日間断捨離憎み後悔し物忘れ多き我を嘆きぬ 5)何事も本土へ頼るハワイ州三月半待ちき昨年のパスポート
@魂の透き通るような冬日和り縁側の祖母に梅咲き初めて A過りゆく夜汽車の灯り温かく父の背にて見し事思い出したり D山茶花のあまた花咲く小径行けばつい口遊む焚火の唱歌
2雪降り積む桜の花芽に思ふ妻入試への道に見し青きリボンの 4妻の愛でしオオイヌノフグリ未だ見ず姫踊子草の花の揺るるも 5みどりごの我を抱かむと帰り来し父よ咲き満つる桜の下に
@ 魂の透き通るような冬日和り祖母笑む如く梅咲き初める A帰路に見し夜汽車は光撒きながら枯れ草揺らし吾の裡揺らす D山茶花のあまた花咲く小径行けばつい口にでる焚火の唱歌
3、 アメリカへ立つ日の我を見送りし母の心の号泣聴こえぬ 4、 微笑みを絶やすことなき我が母の口元にありし微かな憂い 5、 一枚も写真残さず実父(ちち)逝きて訃報は十年我に届かず
1.プレゼンをすれば一気に覚醒す命を縮めているのやも知れず 2.楽しみにしているきみに悪いけどコロナになってゆっくりしたい 3.読まねばと思うストレス読みたいと思うほどには時が足りない
〔更新〕〔終了〕
〔管理用〕 新アララギ掲示板