1.焼骨の間に眺める窓の外今年の花の咲き初んでいる 2.付き合いの深まることなく親族のままでありたり義理の弟 3. 席をとりメガネを外し背もたれに身を沈める朝のルーティン
1、あれほどの肩こり消えてへなへなの薄き肩なる九十路かな 5、肩こりの消えて久しき卒寿にて首の重さの耐えがたき日々
ご指導いただき、ありがとうございました。 @五分咲きの桜の花の淡き色落ちんばかりの雲に溶けいる C桜より春告げる声の小さくも指先ほどのすみれの花咲く
1.この坂に手を振りし君影ゆれて行き交ふ人に櫻はらはら 2.雙葉散りかへらぬものをさかずきを重ねつつあり昔は今に
2.壊されし防潮堤跡つぶさに見て津波の威力思ひ知らさる 4.辛うじて残るホテルの四階に涙ながらのその時を聴く
1小ぶりなる西洋石南花陽を浴びて濃き紅色の鮮やかなれり 3デイケアの向かいの席に座りいる白寿の女(ひと)の笑い磊落
雙葉散りかへらぬものをさかずきを重ねつつあり昔は今に
1 脳内に動脈瘤があると知り眠れずにいる大寒の夜 2 生きたいと願う気持ちが強くなる死の可能性がちらつき始めて
1冬去りてはや花便り年ごとに速さを増しぬ時の流れは 2卒業の日に仰ぎ見し天頂に白く耀くひとひらの雲
1冬去りてはや花便り年ごとに速さを増しぬ時の流れは 3海のかなた戦争やめぬ国ありて世界壊すか怒涛押し寄す
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