改稿 4 ケ、健康美を目指し深層水を飲み腹八分目七時間寝る フ、増やそうと思った訳ではないけれどいつか溜まりしムウムウ五十着 コ、高齢も後期となればさりげなくわが認知症のサインを探る
ご指導ありがとうございます。 神社の鳥居に小石を投げて上手く乗れば願いが叶うという言い伝えに、一所懸命に 投げ上げた記憶があります。帰省した際に詣てみたら鳥居に手が届きました。 3 お泊りの祖母の家なる電灯を吹き消さむとしてわが笑はれき 4 畑中の小道に白き霜柱踏みつつ通ひきをさなき我は 5 いまは手の届く鎮守の小さき鳥居吾が投げ上げし石はいづこに
「亡き母の庭」 1. 郷に住む姉より届きし動画には亡き母の庭に降りしきる雪 2. 幾年も見事に咲きし寒椿母亡き後は雪に一輪 3. 灯籠の笠に被りし深き雪姉はらえども積もりゆく見ゆ 4. 姉の撮る茶室への露地の雪深さ垣根は崩れ木戸見当たらず 5. 降り積もる真白き雪に母愛でしつくばいの竹の青さ目を射る
1)晴天の四日間なる試合日に初日ベストのJ.S予選落ち 2)J.スピースは先週マウイ今週ソニー 二週続けて苦戦となりぬ 3)昨年のビッグニュースの松山の画面の顔、シャツくすんで見えたり 4)予想では決勝戦なる四選手応援虚しく期待外れし 5)韓国の「キム』優勝知らさるは決勝戦への練習場にて
1.ちょっとだけ期待している帰ったら届いているかも合格通知 2.郵便は届かなかった用意した次の一手に望みをつなぐ 3.どうやって差をつけるのか願書にはもっと書かないといけないと知る 4.先頭に並ぶ仕事始めの朝正月気分の抜けきらぬまま 5.いつまでも眠っていられる裏庭に冬眠中の亀を羨む
ミ、身の程を知れとう言葉しりぞけて背伸びしながら生き延びてきぬ
 チ、魑魅魍魎が跳梁跋扈するこの世にて丁々発止と戦い抜きぬ ケ、健康な寿命を伸ばす深層水腹八分目七時間眠る フ、増やそうと思った訳ではないけれどいつか溜まったムウムウ五十着(チャク) コ、高齢も後期となればさりげなく認知症のサイン探りおり
1. メールにて姉より届きし動画には越後の里の雪化粧見ゆ 2. 亡き母の庭に咲きいる寒椿あるじ恋うるか窓辺見つめる 3. 灯籠に雪を被りて重たげな傘の白きをはらう者なし 4. 露地外の垣根の崩れしその上に雪は威厳を示すがに降る 5. つくばいの竹の青さに射抜かれる亡き母の庭に初春来たり
ソニーオープン イン ハワイ 1)晴天の四日間なる試合日に初日のベスト予選とうらず 2)我が選手二週続けて予選落ち想像せずの苦戦となりぬ 3)昨年のビッグニュースの松山はギャラリー多いに歓声わかず 4)最終日トップ狙いし四選手スコアー延びずの大プレッシャー 5)予想外プレーオフなし最終日チャンプは「キム」の静かな幕切れ
TVで放映される「ぽつんと一軒家」を見ていると、生まれ育った実家を思い出します。 周りは畑と林に囲まれて集落からはポツンと離れており、中学1年生までは電灯さえ 届いていませんでした。 TVのインタビューで語られることは、自身の幼き日の体験と重なります。 1 山間にぽつんと残る一軒家われを育みし古里を想ふ 2 読み書きの手元を照らす頼りなきランプの灯り火屋(ほや)の温もり 3 お泊りの祖母の家なる電灯を吹き消さむとし笑われし吾 4 畑中の小道に白き霜柱踏みつ通ひしをさなかりし日 5 故郷の氏神様のちさき鳥居幼き日には届かざりきが
2冬枯れの富士の裾野を子が二人草をかき分け下校して来る
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