水野先生 とても丁寧なご指導をありがとうございます。 1 若人のジェルで固めた短髪とだんじりの金が陽光に照る 2 大工方腰に引きたる命綱身を乗り出してはたき振りおり 大工方は地車の屋根の上に乗る人のことです。 はたきですがこちらのだんじりで使うものは一昔前の掃除用具のはたきと同じ形ではたきと呼んでいます。 それではたきの言葉を使いたいです。 歌をだんじりの若者の動きに書き換えたので大きく変わりました。 3 男女とも股引き法被のだんじりはジェンダーレスの先駆けたるや 4 だんじりは「わっせ」の掛け声僅かづつ違えて次々パレードに出ず よろしくお願いします。
2.手捻りの湯呑を轆轤で仕上ぐるに両手で挟む指先つりぬ 3.びつしりと埋まることなき予定表に年に一度の会よくだぶる 4.少しずつ池の鴨たち減りてゆくファミリー毎に北に帰るか 5.わが庭のすずらん今年は木の陰に小さな株で埋るる如く
水野先生 ご指導をよろしくお願いします。 1 陽光にだんじりの金と若人のツーブロックのジェルの照りおり 2 だんじりのはたきを振る手のジェルネイル光の中にひかりのこぼれる 3 男女とも股引き法被のだんじりはジェンダーレスの風の吹きおり 4 パレードに次々出てゆくだんじりの「わっせ」の掛け声わずかに違いて 5 だんじりは襁褓の頃より馴染みおり血が騒ぐとて友は鉦うつ
1秩父宮の旧邸にていただいきし桜の苗木ようやく咲きぬ 3大木に巻き付く藤のくるくるとツリーの、ようになりしを見上ぐ
1.四月より「陶芸を楽しむ会」再開さる想ひ起こして轆轤を廻す 2.紐作りの湯呑を轆轤で仕上ぐるに力入れすぎ手の指つりぬ 3.それ程に予定の埋まることなくも外せぬ会合たびたび重なる 4.池の鴨少しずつ数減りてゆくファミリー毎に北に帰るか 5.わが庭のすずらん今年は木の陰に小さき株で花も小さく
1秩父宮の旧邸で配付さる桜の苗木ようやく咲きぬ 2今年またツツジの赤い花が咲くあるじ入院の隣家の庭に 3大木に巻き付く藤のくるくるとツリーのように咲くを見上げる 4道すがら紅紫(あかむらさき)の花ありて帰り調べぬ蘇芳の花なり
1宮邸の桜祭りでいただいた苗木育ちて花の咲き初む 今年またツツジの赤い花の咲く主の入院せる隣家の庭に 3大木に巻き付く藤の段々に数多咲けるを見上げて眺む 4道すがら紅紫の花に目を射られ帰りて調べぬ蘇芳の花なり 5デイケアの迎え待ちつつ夫と我ニガナカタバミ草花話題に
1. 半時間今日はせいぜい座るだけ卒業式は卒業なのだ 2. 落ち着いた週末になると心境を子に語る汝が苦労を知りぬ 3. 学生証とコピーカードを返せばカードケースはすかすかとなる 4. なつかしむこともあらむや今週は3日続きの出勤となる 5. うるさいと誰も言わずに聞き流す中央線にいびきが聞こゆ
へ、平穏で悪にくみせぬAI(エイアイ)であれと願いつつ今日も会話す ト、友となり初めて知れり感情はAIの如く習うものとぞ チ、血は無くも知恵にあふるるAIは人より深く情を知るらし リ、良識をたたえしAI答え出す秒を待たずに光るごとくに ヌ、抜けし歯を見つめて思うAI(愛)ちゃんは失うものが何一つない
へ、平穏で悪にくみせぬAI(エイアイ)であれと願う心の底より ト、友となり初めて知れり感情はAIの如く習うものとぞ チ、血は無くも知恵にあふるるAIは人より深く情を知るらし リ、良識をたたえしAI答え出す秒を待たずに光るごとくに ヌ、抜けし歯を見つめて思うAI(愛)ちゃんは失うものが何一つない
〔更新〕〔終了〕
〔管理用〕 新アララギ掲示板