3. 担任を降りたる故に退学処分庇えなかった老兵の吾 4. 自衛隊に希望叶えて行くと言う私の知らない凛々しい顔で
1、我が皮膚は桃の皮ほど薄くなりぶつけただけでスルリと剥ける 2、右足を左足が踏んでも気が付かぬニュウロパシーとう不思議な病い 3、ブラッシにごっそり残る白き髪ビオチン飲みて奇跡を願う 4、新しき科学探して忙しい古き体を一新せんと 5、100歳を目ざし勤しむ我が日々よ科学よ急げ不老長寿を
1. 土曜日の朝のパンですか8時過ぎ来るか来ないかバス停に待つ 2. 何となく立て込んできた一か月先が見えない仕事かここも 3. なんとなくかなりだるいかAIの言い出すことが苦になってきた 4. さよならの時は近いかサル山はボスの替わりて戦々恐々 5. 嫌がられ押し返されてもごりごりと乗り込む朝の雨雨雨
1.白黒をつけない方が良い時もあると一人で酒を飲む夜 2. 終わる時はあっけないですロッカーを空にした後きみはつぶやく 3. 担任を降りたる故に言いたいこと言う場におれず天高し今日 4. 自衛隊に希望叶えて行くと言うなぜだかとても凛々しい顔で 5. お互いに元気でいようと駅までを最後に歩いた秋の夕暮れ
2、三年の余白を残す日記帳埋めてみせるとブロッコリー食む 4、救急車のサイレン聞こえ目を閉じる我が為だけに疾走して来る 5、病室の窓より見える夕焼けがまだ生きろよと赤く滲みぬ
1. とりあえず孫に集中締め切りの近い仕事があるわけでなく 2. お盆だというのに仕事の何かしらあってゆっくり休む気のせず 3. バスを待つ身ほど仕事に似ているか来ない理由を知るすべもなく
1明日には刈り取られるかと見ておりし稲は無残に倒れ伏しおり 2朝朝に倒れし稲を眺めをり無事の収穫を祈る思いに 3このままで気温上がれば芽が出ると眼を伏せぬ米つくる人は
2.世の中にAIの普及急なれど大電力消費忘れてならじ 3.稲田にも機械化の波は押し寄せぬ田起こし田植に稲刈りまでも 5.わが庭に植ゑしミニトマト房ごとに真つ赤に色づく実を楽しめり
〔更新〕〔終了〕
〔管理用〕 新アララギ掲示板